「更年期」と聞くと、正直、良いイメージを浮かべる人はいないのではないでしょうか。
「更年期障害」という言葉がすぐ思い浮かぶほど、更年期は心身共に、不調で辛そうなイメージですよね。
「更年期だからしょうがない」「病気ではないから耐えるしかない」と思っていませんか?
更年期障害と一口にいっても、その症状は様々あります。
そんな更年期障害におすすめの1つが漢方です。
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今回は、そんな辛い更年期の不調を乗り切るべく、オススメの漢方薬の一つ「桂枝茯苓丸エキス錠」をご紹介します。
どんな効果や効能があり成分が含まれているのかなどを、解説するのでちょっと漢方薬に興味がある人は参考にしてみてください。
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漢方薬とは
漢方薬とは、生薬と呼ばれる天然物で薬効があるとされる原料を2種類以上混ぜ合わせて使用され
- 混ぜる種類
- 分量
- 服用時期
- 方法
- 法則
などの制限があります。
漢方薬を構成しているのが、生薬と呼ばれる原料となるもので、生薬を単独で用いても、漢方薬とは言えません。
例えば、漢方薬として知名度の高い「葛根湯」は、葛の根である葛根をはじめとする7種類の生薬を組み合わせて作られた漢方薬です。
葛根を煎じて飲んでも、それは漢方薬ではなく、生薬を煎じて飲んだだけということになります。
何種類かの生薬を、決められた比率で、決められた方法で作られ、飲む事で、初めて「漢方薬」と言える訳です。
漢方薬の効果は、生薬によってそれぞれ変わり、また、生薬の組み合わせによっても変わってきます。
例えば、大黄(だいおう)という生薬は、タンニンとよばれる下剤作用の強い成分を含みますが、このタンニンは、習慣性があり、だんだんと使用量を増やさなければなりません。
しかし、甘草(かんぞう)という生薬を加え、大黄甘草湯という漢方薬になる事で、タンニを緩和作用し、習慣性がはるかに低くなるといった作用があります。
このように、天然成分がもつ生薬自体の作用を生かし欠点を補いあい場合によっては、相乗効果をもたらして効果を発揮するのが漢方薬なのです。
また、症状に合わせて飲む一般的な薬と違う所は、局所的に症状を改善するのではなく、体全体を改善することで、症状緩和を期待するところです。
漢方についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。
→更年期障害に効くオススメの漢方は?知っておきたい5つの漢方薬
桂枝茯苓丸とは
そんな漢方薬ですが、今回紹介するのは桂枝茯苓丸エキス錠 は桂枝茯苓丸という処方で作られていた漢方製剤です。
桂枝茯苓丸とは
- 桂皮(けいひ)
- 桃仁(とうにん)
- 牡丹皮(ぼたんび)
- 茯苓(ぶくりょう)
- 芍薬(しゃくやく)
という、5つの生薬を配合して作られた漢方薬の事です。
更年期に現れる症状に悩んでいる方におすすめの漢方薬の一つで、更年期に出やすい不調の中でも「上半身はのぼせ、下半身は冷える」といった症状改善に効果的だと言われている漢方薬です。
桂枝茯苓丸エキス錠の効果・効能
桂枝茯苓丸エキス錠の効果として、代表的といえるのが
- 生理不順・生理痛
- 肩こり
- 頭の重さ
- シミ
- めまい
この5つです。
桂枝茯苓丸エキス錠は、血液のめぐりを良くするように働きかけることで女性特有の悩みである生理痛・生理不順に効果があると言われています。
さらに、血流が改善されることでお肌の調子の良さも実感される方もいらっしゃいます。
血流改善が行われる事で、そういった症状の根本である血行の循環不良を解消して症状を和らげてくれる効果があるのが、桂枝茯苓丸エキス錠といえるでしょう。
それから、桂枝茯苓丸エキス錠は漢方薬で、服用方法や容量が決まっています。
効果・効能には体質や個人差があるので、効果が出ないからと言って大量摂取をしたりしないよう気をつけてください。
また、生薬は天然の物から抽出しているので、アレルギーなどの症状が出る可能性もあります。
必ず服用前に成分を確認し、服用の際は、用法・用量を守りましょう。
桂枝茯苓丸エキス錠の5つの生薬
桂枝茯苓丸エキス錠は、5つの生薬から成る漢方薬です。
桂皮(けいひ)
桂皮とは、シナモンの名で知られておりクスノキ科の常緑樹の樹皮を乾燥させたものです。
桃仁(とうにん)
桃仁は、バラ科のモモの種を乾燥させたものです。
牡丹皮(ぼたんび)
牡丹皮は、ボタン科のボタンの根の皮を乾燥させたものです。
茯苓(ぶくりょう)
茯苓は、サルノコシカケ科のマツホドの菌核を乾燥させたものです。
芍薬(しゃくやく)
芍薬は、ボタン科のシャクヤクの根を乾燥させたものです。
以上が、桂枝茯苓丸エキス錠に含まれている漢方薬です。
桂枝茯苓丸エキス錠の品質
桂枝茯苓丸エキス錠 はNHA(日本ヘルスケアアドバイザーズ)という会社が出しています。
安心して服用してもらうために、医薬品としての管理基準を徹底しており4つのこだわりがあります。
- 創業80年以上の奈良県の老舗医療品メーカーが、生薬の原料の受け入れ・製造・出荷までを、日本国内で一貫製造しています。
- NHAの製造工場は、厚生労働大臣が定める医薬品の製造管理および品質管理に関する義務化された基準であるGMPが尊寿されていて、数多くの監査を受けて、客観的に評価を受けています。
- 80年以上の蓄積データ、ノウハウを元に生薬の有効性を追求し、抽出技術を活用しています。
- 商品の原料は、すべて原産地を確認し、厳重な残留農薬の検査を実施し、合格したもののみを採用しています。
かなりのこだわりをもった安全性を提示し確保しているといえるので、安心して飲むことが出来ますよね。
桂枝茯苓丸エキス錠を飲んだ方がいい人
桂枝茯苓丸エキス錠は、40台半ば~特に50代の更年期を迎え、更年期の症状の中でも、
- 手足は冷えるが顔がほてる
- 肩こりがある
- 頭が重い
- 生理痛がある
- しみがある
といった症状に悩む方や体や気持ちの不調に悩む女性に飲んで頂きたい漢方薬です。
血流循環の滞りを改善し下半身にも熱を巡らせることで、からだ全体の熱バランスを整える効能があるとされるため、上半身のほてりやのぼせを改善し、下半身の冷えを緩和する効果が期待できます。
桂枝茯苓丸エキス錠が更年期にいい理由
そもそも更年期とはどういったもので、なぜ不調が起こるのでしょうか。
女性の一生は、ホルモンの変化によって
- 小児期
- 思春期
- 成熟期
- 更年期
- 老年期
という5つのサイクルがあります。
更年期とは、このサイクルの1時期を示す言葉で、閉経前後の10年間をいいます。
更年期障害といった言葉があるように、更年期に、さまざまな不調が出てくる場合があります。
これは、女性ホルモンの「エストロゲン」の減少が大きく影響しています。
エストロゲンは脳から指令を受けて、卵巣内から分泌されます。
この卵巣へ指令を出す時の脳の部位は、自律神経のコントロールを行う部位でもあります。
エストロゲンの分泌が減少すると、脳は卵巣にエストロゲンを分泌するように指令をどんどん出します。
すると、体の多くの働きをコントロールする自律神経も影響を受け、体温調整機能が必要以上に反応してほてりを感じたり、動悸を感じるなどの身体的な影響をはじめ、イライラや憂鬱といった精神的な面にも影響があります。
これがいわゆる更年期障害です。
さらに、閉経前後には、職場の重責、親の介護、夫との関係、子供の成人や独立といった、様々な環境変化が表れやすい時期でもあります。
身体的にも精神的にも変化が多くなる時期だからこそ、体の変化や不調も現れやすくなります。
症状それぞれに合わせて効果を得るには、いくつかの種類の薬などを飲まなくてはならないかもしれません。
しかし、漢方薬である桂枝茯苓丸エキス錠は、心身全体を通して、症状を改善する効果が期待できます。
肉体だけでなく、精神的にも不調が出てしまう更年期だからこそ、漢方薬である桂枝茯苓丸エキス錠をおすすめしたいです。
まとめ
桂枝茯苓丸エキス錠 は、更年期の不調に悩む50代前後の女性にオススメしたい漢方薬です。
特に、「上半身はのぼせ、下半身は冷える」といった悩みに効果が期待できます。
頭の重さや肩こりなど、それぞれの症状に合わせて飲む薬とは違い、それぞれの症状の根本である、血行循環不良を改善する事で、症状を緩和し、身体全体に働きかけます。
更年期は、女性ホルモンのバランスの変化が大きく影響するので、体だけでなく、心にも影響が出てしまいます。
更年期だからと諦めずに、まずは試してみてはいかがでしょうか。
もし、初めての漢方薬で不安なら薬剤師などの国家資格をもいったスペシャリストに相談することもできるので、気になる方は相談からでもいいと思いますよ。
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