歳を重ねると、若い頃の様に肌の潤いを保てず、年齢肌の悩みは、増す一方ですよね。

でも、更年期になる40代、50代は、肌の乾燥だけではありません。

この時期の多くの女性が悩まされる、目や口の渇きを引き起こす、シェーグレン症状群はご存知ですか?

これは、歳とともに減りゆく水分で起こる乾燥、とはちょっと違い、女性ホルモンの分泌が関わっている、とも言われています。

原因や症状、対策方法と合わせてご紹介します。

シェーグレン症状群とは

私たちのカラダに、もともと備わってる免疫機能は、体内に入り込んだ菌やウィルスなどを攻撃し、健康なカラダを守ってくれます。

ところが、何らかの原因で、その免疫機能が暴走を始め、異物だけでなく健康な細胞などまで攻撃し、様々な病気や不調を、起こさせてしまう事があります。

これを、一般的に自己免疫疾患といい、シェーグレン症候群は、その一種となります。

症状としては、目や口、膣、鼻腔などの乾き、肌の乾燥も、起こります。

また常に疲労感があり、それがなかなか抜けなかったり、うつ傾向になる人もいます。

このシェーグレン症状群を、完治させる治療法はなく、症状一つ一つに対して、緩和するような治療が主になります。

そのため、目の乾きは眼科、口の乾きは口腔外科、肌の乾燥は皮膚科、などとなることもあり、少々面倒ですね。

薬による症状の軽減もあれば、漢方によるものもあります。

症状や体質によって、異なっていくと思いますので、医療機関での改善を考える人は、医師としっかり相談しましょう。

なぜ更年期が関係するの?

自己免疫は、自律神経によって、正常を保つ部分があります。

更年期になり、ホルモンバランスが乱れることで、自律神経のうちの、交感神経ばかりが、優位に発動することが増えます。

それによって免疫系が混乱し、暴走してしまう、と考えられています。

その結果、自己免疫が正常な涙腺や唾液腺をも攻撃して、涙や唾液などの分泌が妨げられ、乾いてしまいます。

また、更年期は、全身の保湿作用を果たすエストロゲンが減少してしまうことで、体内の水分を保ちづらくなってしまいます。

その結果、シェーグレン症候群にもなりやすくなってしまうのです。

唾液の分泌が減ると、口腔内の病気になりやすくなったり、風邪もひきやすくなり、厄介ですし、目が乾くと、常に目の中がゴロゴロとした感じになり、不快ですよね。

シェーグレン症状群を予防するには

自律神経のバランスを整えることが、一番大切です。

交感神経と副交感神経の二つが、安定して発動するよう、心がける必要があります。

疲労回復を怠ったり、ストレス発散ができないことが続くと、交感神経が優位になってしまいます。

寝不足も、同じですね。

疲れやストレスを感じたら、しっかり休息することが大切です。

ただ横になって、目を閉じるだけでも違いますし、自分が心地よい、と思えるような事をするのも良いでしょう。

睡眠の質を高めるためには、毎日なるべく同じ時間に寝て、同じ時間に起きる、などと工夫するのも、効果があります。

副交感神経をしっかり発動させるためには、癒し、休息、楽しむ、ということが重要になってきますので、時には自分だけの時間を作って、カラダのために良いことをしてあげられると良いですね。

エストロゲンの分泌を促しましょう

交感神経が、優位になってしまう原因のひとつに、エストロゲンの減少があります。

更年期になれば、卵巣機能低下のため、どうしても減ってしまうものです。

ただ、食事や行動などに気をつけ、エストロゲンの分泌を促してあげれば、自律神経のバランスを整えることもできます。

バランスの良い食事や適度な運動をしたり、趣味などを見つけ、夢中になってみるのも良いですね。

休息をしっかりとりながらも、心やカラダに少々刺激を与え、メリハリのある毎日を送ってみてはいかがでしょうか?

また、サプリメントなどで、大豆イソフラボンなどを摂取して、足りないものを補ってあげても良いですね。

目や口の乾きが始まったら

目の乾きは、眼科で目薬などをもらい、軽減することができますね。

口の乾きも、唾液を出しやすくする、麦門冬湯という漢方が、処方されることもあるようです。 

薬で、口の乾きの治療をおこなうこともあるので、気になる時は、医師へ相談しましょう。

また、唾液の分泌を促すには、日頃から自分でもケアできるものですよね。

酸っぱいものを食べれば、自然と唾液がでますし、出先で乾きが気になった場合は、ガムを噛んでみるのも良いですよね。

また、海藻類の一種であるめかぶには、唾液の分泌を促す作用のある、アルギン酸が豊富に含まれています。

とてもカラダに良い食材ですので、マメに食べてみても良いですね。

私は、このめかぶが、若い頃から好きで自然と食べてきましたが、ドライマウスに悩まされたことがありません。 

もしかして、アルギン酸の効果かもしれませんね。。

まとめ

更年期には、ホットフラッシュや倦怠感などの代表的な症状に加え、思いもよらぬ不快感を、日々感じてしまうものです。

ただ、健康的な生活を心がけていれば、それらの予防改善をすることができそうです。

毎日、イキイキと過ごすためには、できない努力でもなさそうですね。