2011年以降、初産の平均年齢は30歳を超えるようになり、以前では珍しかった「32歳、33歳で初産」という人も珍しくはなくなりました。

初産の年齢が遅くなるにつれて「40歳を過ぎて二人目、三人目」という人が増えてきています。

更年期で妊娠は可能?

日本人の平均的な閉経の年齢は50.5歳で、その前後10年間を「更年期」と言いますが、個人差があって早い人では30代後半から、そして40代半ばでも更年期症状が出る人もいます。

「更年期症状が出ているから妊娠しない」

と考えている人がいるかもしれませんが、完全に閉経しておらず、排卵しているのであれば妊娠は可能です。

確実に閉経をしてしまえば、妊娠の可能性はゼロですが、最後の生理から1年程生理が来ないと「閉経」と定義され、この1年の時期に避妊をしなかったことから妊娠したケースもあるため、妊娠を望まない人は避妊をしっかりとしなければなりません。

更年期で妊娠するとどうなるの?

更年期の時期に妊娠すると様々なリスクが伴います。

女性は30代後半になると卵巣の機能が低下し、卵巣から分泌される「エストロゲン」には子宮内膜を厚くする作用があるため、子宮内膜が薄いままで妊娠しても流産の可能性が高くなるのです。

妊娠したとして、現れる様々な不調(つわり、食欲不振など)が更年期症状と似ていることから、いつまでも妊娠に気づかない人もいて、更年期の時期に妊娠した人は、病院で中絶を希望する人もいるようです。

そして出産を選ぶ人にとっては、お母さんの身体にもお腹の赤ちゃんにもリスクは伴います。

しっかりと、夫婦で相談をして出産するかを決めなければなりません。

基礎体温について知っておきたいこと

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妊娠する、しないに関わらず、基礎体温を毎朝計測する習慣をつけておくことはとても重要です。

出産経験のある人は一度は、基礎体温をつけていた頃もあるかもしれませんが、出産後にはつけていないという人もいるのではないでしょうか。

妊娠を望む人にとっては

「排卵日前の14日ほどが低温期」→「排卵を終えて高温になり始め14日程高温期が継続」→「体温が下がると月経」

という形であれば自然妊娠をしやすい望ましい形です。

しかし、毎朝基礎体温を計測してみると早い人では、40歳を過ぎる頃から少しずつ変化が現れる人が出てきます。

これはエストロゲンの分泌量が減り、女性ホルモンのバランスが乱れるのが原因です。

例えば低温期が長くなって高温期が短くなるケース、低温と高温の差が少なくなるケースもあります。

そして閉経すれば低温期だけになります。

更年期症状が出た時に基礎体温表があれば適切なアドバイスをしてもらえるはずですので、病院で治療を受ける時には必ず持参しましょう。