更年期の前半で起こりやすい症状の一つの「ホットフラッシュ」には「ほてり」や「発汗」の他に「のぼせ」の症状を覚える人がいます。

もちろん運動をしたり、緊張をしたわけでもないのに「急に顔が熱くなった」「頭がぼーっとする」「喉が渇く」「顔からじわじわと汗が出てくる」といった症状を覚えることがあり、見ても分かるようにこれらは上半身の症状で下半身は冷えを感じている人もいるようです。

そしてのぼせの症状が起こってもすぐに治まる人から10分程度続く人、そして毎日決まった時間に起こる人など症状は様々です。

更年期症状の一つ「のぼせ」の原因とは?

更年期症状で「のぼせ」が起こる原因はやはり加齢により分泌量が減少した女性ホルモンの「エストロゲン」の作用で自律神経の働きが乱れ、交感神経の働きが優位に立つことで体が興奮状態になることが原因です。

放置しておけば体が常に興奮状態になり、夜しっかりと眠れなくなることもあります。

一方でのぼせの症状に合わせて動悸や発汗といった症状を覚えるとインフルエンザや甲状腺に関係する病気や高血圧、自律神経失調症などの病気の可能性もあるため、早めに病院に相談しなければなりません。

「のぼせ」が起きた時の対策とは?

日常生活で万が一「のぼせ」の症状が起きた時には濡れタオルなどで顔や首の後ろを冷やしてあげること、そして体を休めることが重要です。

また市販されている薬や漢方薬、サプリメントを使うことで症状が軽減できることもあります。薬剤師などに相談して最適なものを利用しましょう。

症状が頻繁に起こる場合には「更年期症状なのか」「他の病気か」を診断してもらうためにできるだけ早く病院で治療を受けたいです。

更年期症状の治療を病院で受けた時に主に行われる「ホルモン補充療法」を受けると早い人は1週間程で症状が改善する人もいるようです。

「のぼせ」を防ぐための対策とは?

自宅では「のぼせ」を起こす原因となる生活習慣があれば改善したいです。

例えばタバコに含まれているニコチンには全身の血管を収縮する作用があります。

そしてタバコを吸い終わると収縮していた血管が元に戻る際に症状が出る可能性があります。

その他にもカロリーの高い食事、肉類や揚げ物類、辛い物の食べ過ぎやアルコールの飲み過ぎも症状を起こす可能性があります。

万が一症状が起こった時のために外出時には体温調節のしやすい格好をすること、タオルを持ち歩くことの対策も必要です。

普段の食事では女性ホルモンと同様の働きをする「イソフラボン」の他、冷えやほてりを解消する役割のある「ビタミンE」を含むナッツ類や緑黄色野菜を取り入れるようにしたいです。