更年期は、様々なつらい症状と向き合わなくてはならなくなり、また周りになかなかわかってもらうこともできず、不安は募りますよね。

でも、そんな風にただでさえつらい更年期に、慣れない海外でなってしまったら、どうしたら良いのでしょう。

ますます不安になってしまいそうです。

ですが、更年期障害は万国共通。

どの国のどんな女性だって、なっておかしくない事です。

こんな時は、焦らずにしっかり落ち着いて、対処していくことが大切です。

海外の更年期障害

更年期障害とは、日本女性にだけふりかかるものではありません。

どこの国であっても、ある年齢に差し掛かれば、卵巣機能は低下し、エストロゲンの分泌も減少していきます。

それにより、様々な症状が起こってしまうことも、同じです。

ただ、更年期に対しての、理解や考え方などには、それぞれ違いがあります。

北欧の一部では、子供の頃から男女一緒に、エストロゲン作用について勉強するそうです。

また、初潮から閉経までを男女共に学ぶため、更年期に関しての理解は深く、職場で男性が女性に更年期の話題を振ったとしても、セクハラになる様な事もありません。

また、欧米では、更年期障害のことを閉経後症状群という様です。

日本のように、「神経質で真面目な人ほど更年期障害になりやすい」という考え方はなく、「更年期障害によって神経質になるんだ」と考えられているそうです。

その症状もまた重いようで、アメリカでは、女性が更年期時期に離婚することが多く、そのうちの6割以上が、男性から離婚を突き付けられるというカタチだそうです。

それだけ、エストロゲンの減少で、ヒステリックになってしまうということでしょうか。

海外での治療法は?

海外での更年期の治療法は、ホルモン補充療法、が一般的です。

欧米では、ホルモン補充療法の実績が15?20年ほどあり、更年期女性のうち約4割の人が、この治療をおこなっているようです。

さらにオーストラリアでは、6割近く、台湾では約2割、韓国では1割弱が、ホルモン補充療法を受けているようです。

このホルモン補充療法を受ける割合が、最も少ないのが、日本と言っても良いでしょう。 

日本では、約1割にも、とうてい届かない割合です。

日本は、更年期症状の軽減は医療機関で行うより、生活習慣や食事、サプリメントなどを取り入れていく、セルフケアの方がまだまだ多いです。

しかし、それはそれで、良いことです。

また、日本人は諸外国より大豆製品を、常日頃たべていることが多く、更年期障害も外国人に比べ軽いのではないか、とも言われています。

とはいえ、更年期障害になってしまえば、カラダも心もつらいのは確かです。

ましてや慣れない海外で、そのような状態になってしまっては、不安も募り、更年期症状の悪化にもつながりかねません。

海外で更年期になってしまったとしても、まずは、「日本人の自分だけがつらいんだ」とは思わずに、落ち着いて行動していきましょう。

医療機関を受診する前に

海外で、更年期になってしまったら、まずは家族やパートナーに打ち明け、相談することが大切です。

また、気のおける女友達がいるのであれば、その人に相談してみましょう。

慣れない土地で、一人きりで悩んでしまうのは、精神不安につながり、イライラがひどくなったり、うつ傾向になったり、としてしまいます。

また、日本人がする更年期対策を、まずはとってみると良いでしょう。

リッラクスタイム、睡眠時間の確保、適度な運動、バランスの良い食事、などを心がけ、海外だからこそ自分を十分にいたわってあげましょう。

日本から、更年期に良いとされるサプリメントなどを、取り寄せてみるのも良いでしょう。

家族やパートナーがいるのであれば、「こんな症状に悩まされていてつらい」、「気持ちが落ち込みがちなんだ」ということも話して、向き合ってもらうことも、大切ですね。

それでもつらい時は、医療機関を受診してみるのも良いです。

しかし、海外は、日本のように国民健康保険制度などが、あるわけではありません。

治療費などの心配がある時は、自分が滞在している国の医療費事情を、良く調べる必要があります。

取り寄せられるものは日本から

更年期に起こりやすく、厄介なのが、生理不順です。

いつ出血するかが、自分で予定をたてられなくなる不正出血で、面倒な思いや不快感を感じないためにも、やはり生理用品は常に用意しておきたいですよね。

ただ、生理用品は、国によって質が、まったく違います。

日本の生理用品に慣れている場合は、「海外のものではとてもじゃないけど」なんて事も、少なくありません。

すぐに帰れる旅行などではなく、長期で滞在する場合は、日本から取り寄せると良いでしょう。

海外でも、日本の製品を買うことができる場合もありますが、価格設定がまったく異なって、ビックリするような事もありますよね。

また、日本の大豆製品や、上記にもある様なサプリメントなども、できるものなら取り寄せたいですね。

まとめ

滞在先の海外で、更年期障害だなんて、ちょっと焦ってしまいますよね。

でも、「どうして、自分だけ」なんて思わず、冷静にやれることを、少しずつやっていきましょう。

また、インターネットが普及したおかげで、海を越えて誰とだって、気軽に話すことができる様になりましたから、日本の気のおける友達に、相談したっていいですよね。

更年期障害は、一人で抱え込んでしまう事が、一番良くないことです。 

世界のどこにいようと、「自分は更年期なんだ」と、周りに理解してもらいましょう。