更年期障害の症状は、ハーブティーを飲むことで緩和させることができます。

しかし、種類が多くてどれを選んだらよいのかわからない人も多いはず。

そこで今回は、更年期で現れる症状ごとに、おすすめのハーブティーの選び方や入れ方をご紹介します。

自分の症状に合わせてブレンドすることもできるのが、ハーブティーの魅力の一つです。

普通

「病院で薬をもらうほどじゃないけど、なんとなく調子が悪い」と感じる人は、手軽に飲めるハーブティーを試してみましょう。

更年期障害の症状と原因を知ろう

更年期障害の症状に、ハーブティーがいいからといって、闇雲に飲んでも症状が緩和されない場合があります。

まずは、何が原因で症状が出てくるのかを知ることが重要です。

更年期障害はなぜ起こる?

閉経を迎える前後5年間、45~55歳くらいが「更年期」と呼ばれている期間です。

閉経を迎える時期になると、卵巣の機能が低下することによって、女性ホルモン「エストロゲン」が急激に減少し、ホルモンのバランスが崩れ、さまざまな症状が現れてきます。

また、この時期は、

  • 子どもの自立
  • 夫の定年
  • 親の介護
  • 老後の不安

など、生活環境も変化する時期とも重なり、ストレスや不安なども増え、自律神経が乱れることで症状が現れる場合もあります。

主に

  • ほてりやのぼせ
  • 疲労感
  • 肩こり
  • 頭痛
  • 腰痛
  • 腹痛
  • 冷え性
  • むくみ
  • 倦怠感
  • 不眠
  • イライラ
  • 不安
  • 意欲や集中力の低下

など、さまざまな症状がありますが、症状の現れ方は人それぞれ。

軽い症状で済む人もいれば、辛い症状が長く続く人もいるため、自分の症状に合った対処法を見つけなければなりません

どんな時に症状が現れるのかを知って、自分に合うハーブティーを選んでいきましょう。

ハーブティーのメリットは?

ハーブティーは、コーヒーや紅茶と同じように手軽に飲むことができます。

ハーブの香りはアロマオイル同様、リラックス効果を高めてくれるので、ただ飲むだけではなく、香りを楽しむことで心身ともにリラックスできるのです。

  • ストレスの軽減
  • 更年期のイライラを解消
  • 血行促進
  • 女性ホルモンのバランスを整える作用

もあります。

ちなみに庭やプランターで、簡単に栽培することもできるので自分で栽培したい人にもおすすめです。

更年期におすすめハーブティー13種類

西洋では古くから薬として利用されていたハーブには、さまざまな種類があります。

その中でも、更年期の症状におすすめのハーブティーをご紹介します。

精神的な症状に

オートムギ

「オーツ」とも呼ばれているオートムギは、食物繊維のほか、ビタミン、ミネラル、タンパク質などの栄養素を豊富に含んでいるハーブです。

ストレス、不安、精神的疲労、無気力、やる気が出ないときにおすすめです。

ラベンダー

鎮静作用や自律神経を整えてくれる作用があり、リラックス効果も高いハーブです。

ストレス、不安、憂うつ感、怒りを和らげ、疲労回復や不眠にもおすすめです。

ただし、眠気を誘うため、車を運転する前や仕事の前は飲むのを控えましょう。

セントジョーンズワート

鎮静作用があり、不眠治療などにも使われてきたハーブです。

また抗うつ作用もあり、セロトニン濃度を高め、精神状態を安定させてくれます。

気分が落ち込んだときや不安で落ち着かないときなどにおすすめです。

感情を和らげ、活力アップも期待できます。

このほかに、利尿作用もあり、むくみを感じたときにおすすめします。

レッドローズ

鎮静作用がある優雅で甘い香りが特徴のハーブです。

緊張を和らげ、落ち込みがちな気分を明るく前向きにしてくれます。

ジャーマンカモミール

鎮静作用があり、心身をリラックスさせるハーブです。

健胃作用や消化促進作用があり、胃腸の調子を整えてくれます。

整肌作用や抗炎症作用、抗アレルギー作用もあります。

ストレスや不安、不眠、疲労、胃の不快感や吐き気、頭痛や生理痛などの症状におすすめです。

レモンバーム

気持ちを落ち着かせる作用や抗うつ作用があるハーブです。

不安、緊張、イライラ、不眠などの症状におすすめです。

抗菌作用、抗ウイルス作用、発汗作用もあります。

レモングラス

心をリラックスさせるハーブです。

不眠、疲労感、憂うつ感の解消におすすめです。

ホルモンバランスの乱れに

セージ

女性ホルモン「エストロゲン」と似た働きがあり、ホルモンバランスを整えてくれるハーブです。

またセージに含まれるタンニンには、制汗作用があり、更年期特有のホットフラッシュによる多汗や寝汗、のぼせの緩和におすすめです。

ただしタンニンは、貧血を悪化させてしまう可能性がありますので、貧血気味の場合は避けましょう。

チェストベリー

ホルモン中枢であす脳下垂体に作用し、ホルモンバランスを調整するハーブです。

生理痛、月経前症候群、更年期におすすめです。

すっきりした香りと風味ですが、若干苦みがあります。

レッドクローバー

日本では「ムラサキツメクサ」と呼ばれているハーブで、抗ガン作用があり、ガンの治療にも使われています。

近年では、女性のホルモンバランスを整え、更年期の症状緩和にも効果が期待されています。

呼吸器系のトラブルにも有効です。

血行促進に

サフラワー

日本では「ベニバナ」と呼ばれているハーブで、血流を刺激して血行を良くしてくれ、体を温める作用があります。

冷え性の人におすすめです。

また通経作用にも優れているので、生理痛や生理痛などの症状も緩和してくれます。

ジンジャー

いわゆる生姜のことですが、血行を促進し体を温めてくれる作用が高いハーブです。

冷えやむくみの解消や生理痛を緩和してくれます。

ローズマリー

血行を促進し、脳の働きを活性化させるハーブです。

冷え性、むくみ、頭痛、低血圧、便秘におすすめです。

体の疲れを和らげ、体の回復を高めてくれたり、記憶力や集中力を高めてくれます。

このように、ハーブティーには更年期障害の症状以外にも効果を発揮するものがあります。

いくつものハーブをブレンドして、自分だけのオリジナルハーブティも作ることもできるのです。

数種類のハーブを用意して、そのときの気分や症状に合わせたハーブティーを飲めるようにするといいですね。

おいしいハーブティーの入れ方と飲み方

自分の症状に合ったハーブティーが見つかったら、早速入れてみましょう!

ハーブティーの入れ方(1人分)

リーフで入れる場合

用意するもの
  • ドライハーブまたはフレッシュハーブ
  • 蓋がついているティーポットや急須
  • 茶こし(ティーポットについていれば不要)
  • お湯
入れ方
  1. お湯を沸かし、ティーポットとカップはあらかじめ温めておきます。
  2. ハーブをポットに入れます。
  3. 沸騰させたばかりの熱湯(95℃程度)をポットに注ぎます。
  4. お湯を注いだら、香りを逃さないように素早く蓋をして3~4分蒸らします。
  5. ハーブが底に沈んできたら、出来上がり!
  6. 蒸らす時間が長いと、えぐみや苦みが出てしまうので注意しましょう。
  7. ポットのお湯を軽く揺らしてお茶の濃度を一定にしたら、茶こしを使ってカップに注ぎます。

お湯は煮立たせてしまうと、香り成分が飛んでしまうので、気をつけましょう。

ハーブの量は、ティーカップ(約120ml程度)1杯に対してティースプーン1杯~5杯を目安に、フレッシュハーブならティースプーン3杯を目安で入れます。

茶こしはできるだけ目の細かいものを使いましょう。

お好みに合わせて、ハチミツなどを加えてみてもOKです。

ハーブに含まれるアロマが鼻から脳へと香りを届け、体の内側からリラックスすることができるので、飲むだけでなく、香りも楽しんでみましょう。

飲み方は、1日3回食後に飲んだり、水分補給も兼ねてこまめに飲むことをおすすめします。

ハーブティーはどこで買える?

ハーブティーは、「どこに行けば買えるのかわからない」という人もいるのではないでしょうか?

そういう人のために、どんな場所で買えばいいのかをご紹介します。

  • 薬局・ドラッグストア
  • スーパー
  • 輸入食材店
  • アロマ専門店
  • ハーブティー専門店
  • 通販、インターネット販売

これらの場所で買うことができます。

手軽に買えるのはインターネット通販ですが、大容量になっているものも多いので、ちょっと試したいという場合には、スーパーやドラッグストアなどで購入しましょう。

ハーブティー専門店なら、ハーブの種類も豊富ですので、自分の症状に合ったブレンドティーにしたい場合におすすめです。

ハーブに関する知識を持つ店員さんもいるので、どんなものを選べばいいか、相談にも乗ってくれます。

専門店オリジナルブレンドなどもありますので、まずはそういうものから試してみるのも1つの方法です。

お気に入りのハーブティーを見つけて、心も体もリフレッシュさせましょう。

毎日のハーブティーで穏やかな心と体を手に入れよう!

いかがでしたか?

自分の症状に合ったハーブティーを飲むことで、更年期の辛い症状も緩和し、気持ちを明るくしてくれます。味だけでなく香りを楽しむことで、より効果もアップしていきます。

家庭でも簡単に栽培できるので、ハーブを育てる楽しみも増え、ストレス解消にもつながっていくでしょう。

ポイント

風邪などの症状にも効果を発揮するハーブティーもあるので、毎日飲んで健やかにそして穏やかな心と体を手に入れましょう!