更年期になると、女性は様々な不調に悩まされ、毎日が憂鬱、なんて事が多いですよね。

そんな、憂鬱な日々も、婦人科などでおこなうホルモン補充療法で、減少するエストロゲンを補うことで、スッキリ解消!なんてこともありますね。

でも、女性ホルモン薬に、危険性はないのでしょうか。

ホルモン補充療法を受けるかどうかの基準にしたい、良いことばかりでなく、リスクも知っておきたいものですよね。

実際、私もホルモン補充療法には、なにかと不安を抱いている方です。

そこで、ここでは、女性ホルモン薬を用いた治療を行う上で、知っておきたい事を、ご紹介したいと思います。

ホルモン補充療法

ホルモン補充療法は、減少してしまう女性ホルモンのエストロゲンを、飲み薬、貼り薬、塗り薬、で補う治療法です。

大事には至らないにしても、少々の副作用もあると言われています。

その場合、医師へ相談し、薬の量を減らしたり、投与回数を減らす、などの調節をして、副作用を軽減していく場合もあります。

また、エストロゲンばかりが体内に増えると、子宮内膜が増殖し、子宮体がんなどの危険性もあるため、エストロゲンの作用を抑えるプロゲステロンも同時に補う、という治療法もあります。

ホルモン補充療法を受けることで、重い更年期症状が軽減され、毎日を過ごしやすくなる、という大きな利点は、魅力的です。

その一方で、ホルモン補充療法によるリスクも、ないとは言えないようです。

女性特有の病気が進行する?

ホルモン補充療法で、エストロゲンを過剰投与してしまった場合(飲み薬の飲み過ぎや、長期にわたるホルモン補充療法)、女性特有の病気が進行する、とも言われています。

例えば、子宮筋腫や子宮内膜症、乳腺症などの再発や進行が、懸念されているようですので、これはちょっと心配になりますね。

ただ、ホルモン補充慮法を3か月以内に抑えたり、医師から適切な服用量の説明を受け、守っていれば、そんな心配は無用のようです。

ホルモン薬で血液が固まる?

ホルモン薬の飲み過ぎや投与のし過ぎにより、血中のエストロゲン濃度が高くなってしまった場合、コレステロール値が上昇したり、血液を固め血圧を上げる物質が、多く産出されてしまう可能性がある、と言われています。

そのため、高血圧、脳卒中、静脈血栓などを、発症してしまうリスクも高まる、と言われています。

実際、ホルモン補充療法は、受けられない人、慎重になるべき人、がいます。

ホルモン補充療法を受けられない人は、過去に静脈血栓や塞栓症を発症したことがある人や、動脈硬化の進行が見られる人などです。

また、糖尿病や、肝機能障害を発症している人も、受けることができません。

ホルモン補充療法を、慎重にすすめる必要がある人は、腎臓病、乳腺症の人、高血圧の薬を服用している人です。

また、甲状腺機能異常の人も、慎重になる必要があります。

ホルモン補充療法は、気軽に受けることができる治療となってきてはいますが、これだけの人が受けられない、または、慎重になるべきとされています。

乳がんや子宮体がんにかかった事のある人は、受けることができませんし、子宮筋腫や子宮内膜症治療中の人は、ホルモン補充療法は、慎重に進めていかなければなりません。

更年期症状を軽減してくれる、心強い治療法である反面、これだけの注意を要する治療でもありますから、始める際は、医師の説明をしっかり聞く必要がありますね。

ホルモン補充療法で太る?

「ホルモン補充療法を取り入れたら、太った」という話を、聞いたことはありませんか?

これは、この治療により、食欲が増す、むくむ、といった副作用が原因であるとも、言われています。

その一方で、太ってしまうのは、ホルモン補充療法の効果で元気になり、食欲が戻り、そのためたくさん食べるようになった、とも考えられています。

むくみに関しては、この治療がどのように影響してそのようになるのか、確固たる証明はありませんが、副作用のひとつであることは、否定できません。

ただ、これらの症状は、薬の量を減らしたり、投与回数を減らすことで、治まるものです。

私自身も、風邪薬や鎮痛剤などを2?3日飲むと、顔のむくみなどが気になる事があります。

でも、やめてしまえば、そのむくみはすぐに治まる、なんて事が多々あります。 

ホルモン補充療法でのむくみも、そういったものなのかもしれません。

気になる場合は、医師へ相談し、その後の服用量などを改善してもらうと良いですね。

ホルモン補充療法はケアのひとつとして考える

ホルモン補充療法によって、つらかった更年期症状が軽減され、元気になったという人もたくさんいるでしょう。

私の周りにも、肌色が良くなり、つらそうだった頃に比べ、ずいぶんと元気になった人がいます。

その一方で、副作用ばかりに悩まされてしまう人がいるのも、事実です。

更年期は、様々な角度から様々な不調があらわれてしまう、大変な期間です。

医療機関での治療にだけ頼るのではなく、自分でも多くの事に気を付け、カラダが喜ぶこと、カラダが良いと感じることは、積極的に取り入れていく必要があります。

食事のバランスや、睡眠の質を良くするように心がけたり、リラックスタイムや運動をする時間なども作り、健康的な毎日を持続させることが大切です。

また、心配であるならホルモン補充療法の前に、漢方やサプリなどを、試してみても良いですね。

これだけに頼る!というのではなく、様々な角度から、自分のカラダのために必要なことをしてみましょう。

まとめ

更年期症状軽減のための、治療やサプリなどは、たくさんあります。

そのため、どれが良いのか迷ってしまうし、カラダへの負担なども心配になりますよね。

神経質になり過ぎず、しっかりと下調べをして、自分にあうケア方法に出会えると良いですね。