更年期に、自然と減少してしまうエストロゲン。

それをなんとか食い止めるため、そして補うため、様々な大豆製品などを食べて、大豆イソフラボンを、摂取しますよね。

でも、知らぬ間に食べている、ある食材によって、エストロゲンが減少してしまう事があるって、ご存知でしたか?

更年期には、様々な栄養素を、バランスよく摂って、健康維持していくことが、とても大切です。

ただし、摂り過ぎには、ちょっと注意したほうが良さそうな食材も、あるようです。

緑茶

食後の緑茶は、日本人にとってはとても馴染みが深く、そして何より、香りと程良い苦みが、口の中や気分を爽やかにしてくれますよね。

でも、この緑茶が、エストロゲンを減らしてしまうようです。

緑茶に含まれるカテキンが、エストロゲンの分泌に、何らかの影響を与え、その分泌量を減らしてしまう、と言われています。

また、タモキシフェンという成分が、エストロゲン作用を抑える、と考えられています。

エストロゲンが減少してしまうとはいえ、長い間慣れ親しんできた緑茶を、完全にやめてしまうのは、寂しいですよね。

カテキンは、免疫力をアップさせてくれる、とても良い成分でもあります。

エストロゲンを増やしてくれる様な食材を取り入れた、食事メニューを心がけて、摂り過ぎに注意しながら、緑茶も飲んでいきたいですね。

アブラナ科の野菜

野菜はカラダに良い。

食べない方が良いものなんてあるの?

ぞう、思ってしまいますよね。

でも、エストロゲンが減少してしまう更年期は、アブラナ科の野菜は、ちょっと控えた方が良いようです。

アブラナ科の野菜とは、キャベツ、芽キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、チンゲン菜などです。

これら野菜に含まれる亜鉛は、男性ホルモンであるテストステロンを、エストロゲンに変える、アロマターゼ酵素の働きを、邪魔してしまいます。

また、アブラナ科の野菜に含まれる、ジインドリルメタン、インドール-3-カルビノールの働きが、テストステロンを増やし、エストロゲンを、減らしてしまうようです。

また、エストロゲンの主要成分で、一番濃度の高いエストラジオールを、同じ主要成分でありながら、活性の弱いエストリオールに変えてしまうとか。

ブロッコリーやキャベツは、栄養価も高く、食物繊維も豊富。

控えてしまうのはもったいな気もしますが、ビタミンやミネラル、食物繊維の多い野菜は、他にもたくさんあります。

少し、気を付けてみたいですね。

きのこ

きのこ類もまた、アブラナ科の野菜と同じ様に、アロマターゼ酵素の働きを、邪魔してしまいます。

きのこを食べることで、エストラジオールの働きが、50%も低下した、というデータも出ているようです。

ただ、このアロマターゼの働きを阻害することで、乳がん予防や、その再発予防に、効果があると、言われています。

きのこは発がん性物質を抑える、なんて聞いたことがありますが、こういったことからなのでしょうか。

それにしても、エストロゲンの分泌を増やしたい更年期には、きのこは食べ過ぎない方がいいのか、と思うと、とても優れた健康食材であるだけに、ちょっと寂しいですね。

便秘気味になってしまった時は、私は、必ずきのこをたくさん入れたきのこスープを作って食べますが、年齢的にも少し考えた方が良いのかな、と思ってしまいます。

柑橘類

オレンジやみかん、レモン、グレープフルーツなどの柑橘類に含まれる、b-リモネンが、エストロゲンを解毒し、その作用が薄れてしまいます。

それにしても、ビタミンCが豊富な、これら柑橘類は、エストロゲンが減少してしまうとはいえ、毎日食べたいほどの食材ですよね。

納豆やお豆腐などで、大豆イソフラボンをしっかり摂取しながら、食後のデザートとして、少量なら良いのではいでしょうか。

ジューシーな柑橘類は、美肌のためにも、しっかり食べておきたいですよね。

食べあわせを考えながら

上記4つの食材は、エストロゲンを減少させてはしまいますが、それぞれカラダには、とっても良いものです。

全く食べないというのではなく、量を調節して、他の食材とうまく組み合わせながら、バランスよく摂取してみても良いですよね。

例えば、きのこ類のシイタケを、人参や玉ねぎと一緒に細かく刻んで、お好みで味付けしながら、炒めたひき肉と一緒に油揚げに詰めて煮たり、揚げたりしても良いですね。

大豆製品である油揚げから、大豆イソフラボンの摂取もできますし、きのこや他の野菜も食べられますよね。

レモンやグレープフルーツを絞って、豆乳と混ぜて、はちみつを加えれば、爽やかなヨーグルトドリンクのようになって、ビタミンもイソフラボンも摂れますね。

キャベツやチンゲン菜は、豚肉と生揚げなどと合わせて、オイスターソース炒めなどにしてみれば、とても美味しいですし、生揚げは大豆製品になるので、心強いですよね。

まとめ

エストロゲンが減少してしまう食材だ、なんて聞くと、「食べてはいけない?!」なんて思ってしまいがちです。

しかし、食べ方や他の食材との組み合わせで、そう気にすることもなさそうです。

ただ、ひどい更年期症状に悩まされ、少しでも多くエストロゲン作用を得たい、と思う場合は、気を付けて控えてみても、良いかもしれませんね。

カラダに良い食材は、他にもたくさんありますので、毎日なるべく多くの食材を食べて、しっかり栄養補給したいですね。