40代、50代になると、女性は、エストロゲンの減少でイライラしてしまう事が増えたり、ほてりやめまい、倦怠感などの不調に、悩まされますよね。

そんな症状は、更年期だからなの?と疑ってみても、自分で確信はできないものです。

特に40代であれば、まだ閉経もしていなから、もしかしてPMS(月経前症候群)?なんて思ったりもします。

でも、その不調が更年期によるものだとわかれば、それを受け入れ、しっかりケアしていく事ができますよね。

それがわかるのが、更年期女性が受ける、女性ホルモン検査です。 

どの様なものなのか、ご紹介していきますね。

女性ホルモン検査

女性ホルモン検査では、血液検査と問診がおこなわれることが、一般的です。

問診では、今どのような症状に悩まされているのか、閉経や生理不順はいつ頃から起こったか、などを聞かれます。

また、更年期症状の多くの原因が、ストレスを抱えてるか否かが、大きく関わってきます。

そのため、これまでや今現在の生活状況などを、聞かれる事もあります。

プライベートなことは、あまり話したくないものですが、自分でも気づいていないストレスなど見つけてもらえるかもしれませんから、医師を信頼して、たくさん話してしまいましょう!

血液検査では、主に女性ホルモンの血中濃度を調べることになりますが、エストロゲンが減少するとコレステロール値が上がる事が多いため、コレステロール値も診る事になります。

また、更年期女性は、貧血症状が出てしまう事も多いため、貧血値なども調べられます。

エストラジオール(E2)数値のチェック

更年期には、エストロゲンが急激に減少しますので、その濃度をチェックするために、エストラジオール値を調べることになります。

エストラジオールとは、エストロゲンの主成分となるもので、他の主成分であるエストロン、エストリオールの作用の100倍と言われる程、重要なものです。

ただ、このエストラジオールは、閉経に向かい減少し、エストロゲンの減少へとつながります。

そのため、エストロゲンの血液検査という場合は、このエストラジオールの値を計ることになります。

エストラジオールの基準値は、以下のようになります。

生理中である卵胞期前期:10?78Pg/ml

生理終了から排卵までの卵胞期後記:50?230pg/ml

排卵が起こる時期の排卵期:110?380pg/ml

排卵期から生理開始までの黄体期前期:15?230pg/ml

生理開始前の1週間ほどの黄体期後期:250pg/ml以下

そして、閉経後は、18pg/mlまで下がります。

エストラジオール値は、生理周期などで常に変動しますが、閉経後は、18pg/ml以下と急激に減少します。

この数値をみることで、更年期であるかどうかの確認をすることができます。

更年期と診断されれば、少々ショックかもしれませんが、そうとわかれば、あとは前向きにケアしていくだけですよね。

卵胞刺激ホルモン(FSH)数値のチェック

女性は、30歳以降は、卵巣の機能が少しずつ低下し、ホルモンのバランスも乱れやすくなり、更年期では、卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌が、ガクッと減ってしまいますよね。

この卵胞ホルモンの分泌が、多いのか少ないのかをチェックするには、卵胞刺激ホルモンの数値でチェックすることになります。

卵胞刺激ホルモンとは、卵胞ホルモンの分泌を促すホルモンです。

そのため、この卵胞刺激ホルモンの数値が高ければ、卵胞ホルモンは多く分泌されると考えられます。

そのため、卵巣機能の低下が始まると、この数値は上がります。

この数値が高ければ、卵巣機能の低下を確認でき、閉経した、もしくはもうすぐ閉経を迎える、という事がわかります。

女性ホルモンは、本来、エストロゲンとプロゲステロンの両方の分泌が、バランスよくおこなわれるようになっていますが、生理周期などでそのバランスは崩れます。

ただ、生理などで乱れたホルモンバランスや、それによる体調不良は、生理終了とともに改善されていくのが、普通です。

更年期女性の場合は、卵巣機能が低下しているため、どちらか一方、特にエストロゲンの減少が目立ち、そのバランスが自然に整う事は、ありません。

そのため、月経前症候群のように、生理が終われば症状も治まる、という事がなく、長く続いてしまって、なんだか気が遠くなってしまいますね。

女性ホルモンチェックをして、更年期に入ったと医療機関でしっかり診断してもらうことで、その後のケアや、やるべき事などが具体的になってきますよね。

黄体形成ホルモン(LH)数値のチェック

黄体形成ホルモンは、黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌を促すホルモンです。

黄体ホルモンは、卵胞ホルモンの分泌が減少することで、多く分泌されるようになるホルモンです。

この黄体ホルモンの分泌量を検査するためには、黄体形成ホルモンの数値を、チェックするようになります。

加齢による卵巣機能の低下が、起きているか否かは、卵胞刺激ホルモン、黄体形成ホルモンの数値が高いかどうかで診断できることになります。

まとめ

毎日なんとも言えないカラダの不調に悩まされるのは、更年期のせいなのか。

生理も不順になり、そろそろ閉経を向かえるのか。

なんとなく思っていても、確信はできないものですよね。

そんな時、女性ホルモン検査は、自分のホルモンバランスを数値で見ることができるため、更年期であることなどを、確信することができます。

そうとわかれば、更年期症状を軽減するようなセルフケアなども、積極的にとりいれることができますよね。