ブラックコホシュというハーブをご存知でしょうか。

日本ではあまり知られていませんが、
世界各国では更年期の女性の悩みに効果がある
ハーブとして大きく注目されています。

 

ブラックコホシュとはいったいなに?
どんな効果があるの?
気になる副作用は?

 

今回はブラックコホシュについて、
その効果や、効能、摂取方法などを詳しくご紹介します。

ブラックコホシュとは?

 

北アメリカで生息している、
高さ150cmほどにも成長する
キンポウゲ科の植物です。

 

根の部分が黒いことから
ブラックという名前がついていますが、
白く小さな花を咲かせます。

 

アメリカの先住民であるインディアンの間では
「女性のハーブ」、「女性の根」と呼ばれ、
女性特有の様々な症状に効く薬草として
古くから利用されてきました。

 

近年はヨーロッパを中心に
世界中でブラックコホシュについての
研究が行われており、
ドイツでは更年期の症状に効果のある
医薬品ハーブとして扱われています。

ブラックコホシュの効果

ブラックコホシュには、
女性ホルモンと似たような働きをする、
「フィトエストロゲン」と呼ばれる
植物成分が含まれており、
女性ホルモンのバランスの乱れを整えることで、
更年期の特有の、ほてり、のぼせ、発汗、
めまい、イライラ、不安、不眠等の
症状を緩和する効果があります。

 

ホルモンバランスを整えることで、
女性ホルモン減少が原因である
骨密度の低下を抑制し、
骨粗しょう症を予防します。

 

血管を拡張し血液の循環をサポートする働きもあるので、
更年期の女性の多くが悩んでいる、
冷え性を改善する効果も期待できます。

 

その他にも、鎮痛、鎮痙作用があり頭痛や
神経痛、咳・痰などの呼吸器の症状を緩和する効果もあります。

 

フィトエストロゲン以外には、
ポリフェノールの1種であり
抗酸化作用がある「タンニン」や、
女性ホルモンの働きをサポートしてくれる「トリテルペン配糖体」
免疫力を高める「アルカロイド」
などの有効成分が含まれています。

 

これらの有効成分はブラックコホシュの根の部分に多く含まれ、
ハーブティーやサプリメントには、
この根から抽出したエキスが使用されています。

ブラックコホシュの摂取方法

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生のまま、または乾燥させた状態で
ハーブティーとして飲んだり、
サプリメントも多く販売されています。

 

ハーブティーで飲む場合は、
苦味を感じやすいため、
味が苦手と感じる方は
サプリメントで飲むことをおすすめします

 

作用は穏やかなので、
効果を実感するには、
通常4週間程度の服用が推奨されています。

 

また、イライラやストレスに効果のある、
ハーブである「セントジョンズワート」
組み合わせて摂取することで、
さらに高い効果を得ることができると言われています。

ブラックコホシュの副作用とは

ブラックコホシュは、
適切な量を摂取していれば、
重大な副作用を起こすとこはありませんが、
過剰摂取により、胃腸の不快感や、
頭痛といった症状が現れることがあります。

 

また、海外では肝機能異常、黄疸、肝炎などの、
肝障害がまれに起きるとの報告がされています。

 

利用する際は摂取量を守り、
過剰摂取しないよう注意する必要があります。

 

また、乳がん、子宮がん、子宮内膜症、
子宮筋腫などの女性ホルモンの影響を受ける
婦人科系疾患のある方は、
医師に相談の上摂取するようにしましょう。

 

長期的使用は推奨されておらず、
ドイツのハーブの評価委員会である「コミッションE」では、
使用の上限を6ヶ月としています。

まとめ

いかかでしたか?

ブラックコホシュは、
更年期の不調や女性の健康を
サポートしてくれるハーブとして
世界中で広く愛用されています。

 

自然由来の天然成分なので
効き目は穏やかですが、
体に優しく働きかけて体や心を安定させてくれます。

 

辛い症状に悩んでいる女性は、
ぜひブラックコホシュの力を借りて、
更年期を楽しく穏やかに過ごしましょう。